OpenLDAP で Too many open files が出る時の対策

OpenLDAP のログに too many open files が出る時の対策です。

原因は、同時にオープンできるファイル数の上限に達したためです。

対策は /etc/sysconfig/ldap ファイルの SLAPD_ULIMIT_SETTINGS パラメータに設定するとOKです。(当方の環境は CentOS 6.3 64bit、OpenLDAP 2.4 です)

変更前はコメントアウトされてました。

#SLAPD_ULIMIT_SETTINGS=""

変更後。

SLAPD_ULIMIT_SETTINGS="-n 8192"

当方の環境ではファイルディスクリプタのデフォルトは 1024 でした。上記の例だと8倍に増やしたことになります。増やした後、サービスを再起動してください。これで有効になります。

# service slapd restart


佐賀大学で行われた第24回情報処理センター等担当者技術研究会で知ることが出来ました。

ちなみに OpenLDAP 2.3 系の場合は次のように書くようです。パラメーター名が若干違います。

ULIMIT_SETTINGS=”-n 8192”

研究会や勉強会に参加すると、得るものがあって良いですねヽ(´ー`)ノ