CentOS 6.2 から 6.6 への yum update で matahari のエラーが大量にでる時の解決方法

現象

CentOS 6.2 を 6.6 へアップデートしようとしたら以下のエラーが大量に出てきました。

# yum update
Loaded plugins: fastestmirror, priorities
Loading mirror speeds from cached hostfile

(長いので途中省略)

Error: Package: matahari-host-0.4.4-11.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
           Requires: libqpidclient.so.5()(64bit)
           Removing: qpid-cpp-client-0.12-6.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
               libqpidclient.so.5()(64bit)
           Updated By: qpid-cpp-client-0.14-22.el6_3.x86_64 (base)
               Not found
Error: Package: matahari-service-0.4.4-11.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
           Requires: libqpidcommon.so.5()(64bit)
           Removing: qpid-cpp-client-0.12-6.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
               libqpidcommon.so.5()(64bit)
           Updated By: qpid-cpp-client-0.14-22.el6_3.x86_64 (base)
               Not found
Error: Package: matahari-agent-lib-0.4.4-11.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
           Requires: libqpidclient.so.5()(64bit)
           Removing: qpid-cpp-client-0.12-6.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
               libqpidclient.so.5()(64bit)
           Updated By: qpid-cpp-client-0.14-22.el6_3.x86_64 (base)
               Not found

(長いので途中省略)

Error: Package: matahari-network-0.4.4-11.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
           Requires: libqpidclient.so.5()(64bit)
           Removing: qpid-cpp-client-0.12-6.el6.x86_64 (@anaconda-CentOS-201112091719.x86_64/6.2)
               libqpidclient.so.5()(64bit)
           Updated By: qpid-cpp-client-0.14-22.el6_3.x86_64 (base)
               Not found
 You could try using --skip-broken to work around the problem
 You could try running: rpm -Va --nofiles --nodigest

対処方法

matahari を削除してから yum update すればOKです。

# yum remove matahari-*
# yum update

mahatari の開発は終了しておりセキュリティ上の問題があるため CentOS 6.5 から削除されたそうです。

vCenter で ADAM_VMwareVCMSDS という警告ログが1分間隔で出力される

vCenter で以下の警告ログが1分間隔で出力される現象が起きました。そのときの対応記録。

現象

Active Directory Web サービスで、指定された Active Directory
ライトウェイト ディレクトリ サービス インスタンスの設定の
読み取り中にエラーが発生しました。Active Directory Web サービスは、
この操作を定期的に再試行します。当面このインスタンスは無視されます。

インスタンス名: ADAM_VMwareVCMSDS


対処方法

対処方法はレジストリの変更です。
レジストリエディターで HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\ADAM_VMwareVCMSDS\Parameters の Port SSL を見つける。
Port SSL を一旦削除。
新たに Port SSL を DWORD で追加し データを 636 に変更。
手元の環境だと、次の画像のようになりました。

これで解決しました。

ちなみに解決前は Port SSL のデータが長さゼロの空文字列になってました。なぜこうなったのかはわかりませんでした。

キーボード購入

パソコン工房に行ったら、キーボードが安くなったので買ってみました。

マイクロソフトNatural Ergonomic Keyboard 4000 です。終息商品なので在庫処分になってたみたいです。

前から左右に分かれたキーボードを使ってみたいと思っていたのでお試しです。

ファンクションキーがF5-F6の間で分かれているので慣れるのに、ちょっと時間がかかるかもしれません。

3TB-HDD を購入!

バックアップ用のハードディスクを探していたところ3TB-HDDが1万円を切っていたので購入しました。

初売りでちょっとだけ安くなってたみたいです。

買ったのは Western Digital の WD30EZRX/K です。

「低温」「静音」を重視した低消費電力モデルらしく、バックアップ用途にピッタリです。

容量はWindows から 2794.39GB と認識されてました。

フォーマットは律儀に通常フォーマットです。

クイックフォーマットでも良いのですが、不良セクターの発見も兼ねて最初は必ず通常フォーマットするようにしてます。

進捗率から計算すると6時間以上かかりそうです(;^ω^)

[資格]MCP:70-640 Windows Server 2008 Active Directory, Configuring に合格しました

一ヶ月前の話ですが MCP:70-640 Windows Server 2008 Active Directory, Configuring に合格しました!

合格証が届かないと思ったら、郵送は数年前に廃止になってました(;^ω^)

現在は PDF か XPS 形式にファイルをダウンロードできるようになってて、それを各自印刷するようになってます。

今後、受験する方のために、勉強に使った本を紹介します。使った本は以下の2冊のみです。

MCP教科書 Windows Server 2008 Active Directory(試験番号:70-640)第2版

MCP教科書 Windows Server 2008 Active Directory(試験番号:70-640)第2版

  • 作者: エディフィストラーニング株式会社神鳥勝則,甲田章子,竹島友理,田島静
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2011/11/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 1人 クリック: 16回
  • この商品を含むブログを見る

完全合格 MCTS Windows Server 2008 Active Directory [70‐640] 問題集

完全合格 MCTS Windows Server 2008 Active Directory [70‐640] 問題集

この2冊だけで充分合格できます。問題集の方からやることをオススメします!

守秘義務があるのであまり詳しく書けませんが証明書サービスはしっかり勉強したほうが良いですね。

さて、次の資格試験の勉強もコツコツやりますかね。

OpenLDAP で Too many open files が出る時の対策

OpenLDAP のログに too many open files が出る時の対策です。

原因は、同時にオープンできるファイル数の上限に達したためです。

対策は /etc/sysconfig/ldap ファイルの SLAPD_ULIMIT_SETTINGS パラメータに設定するとOKです。(当方の環境は CentOS 6.3 64bit、OpenLDAP 2.4 です)

変更前はコメントアウトされてました。

#SLAPD_ULIMIT_SETTINGS=""

変更後。

SLAPD_ULIMIT_SETTINGS="-n 8192"

当方の環境ではファイルディスクリプタのデフォルトは 1024 でした。上記の例だと8倍に増やしたことになります。増やした後、サービスを再起動してください。これで有効になります。

# service slapd restart


佐賀大学で行われた第24回情報処理センター等担当者技術研究会で知ることが出来ました。

ちなみに OpenLDAP 2.3 系の場合は次のように書くようです。パラメーター名が若干違います。

ULIMIT_SETTINGS=”-n 8192”

研究会や勉強会に参加すると、得るものがあって良いですねヽ(´ー`)ノ